「貴金属」買取不可の刻印の種類と簡単に確認する方法

買取出来るものもあれば買取出来ないものもあるのは、ブランド品全般に言えることです💡

 

ブランドの衣類やバッグなどであれば、「事前にブランド検索したけど出てこなくて、買取不可ブランドの対象にもなっていなかったから…とりあえず出してみたけど結果買取は不可だった。」ということはあるでしょう。

 

でも、貴金属の場合は刻印を見ればそれが買取可能か不可なのかは誰でも判断できます‼

 

そこで、今回は

・貴金属で買取不可の刻印の種類

・刻印がよくわからない時の簡単な見分け方

についてまとめてみました(‘ω’)ノ

 

買取不可な刻印の種類と見分け方

 

色々な刻印があるので珍しいタイプの刻印だとわかりづらいですが、ここでは代表的なものを中心にご紹介します。

基本的な見分け方としては、刻印の末尾に以下のような英数字がないかどうかを確認します。

 

確認したい刻印

・GP(金メッキ:Gold Plated)

・GF(金張り:Gold Filled)

・GR(金張り:Gold Rolled)

・GT(金箔張り:Bright Gold Plated)

・GEP(電解金メッキ:Gold Electro Plated)

・HGE(金メッキ:Hard Gold  Electroplated)

・RGP(金張り:Rolled Gold Plated)

・PP(プラチナメッキ:Platinum Plated)

・PW(真鍮、スズ、銅、鉛を含む合金:Pewter)

・PWG(真鍮、スズ、銅、鉛を含む合金で金の艶消し仕上げ:Pewter Gold-matte finish)

・PWS(真鍮、スズ、銅、鉛を含む合金で銀の艶消し仕上げ:Pewter Silver-matte finish)

・WGF(ホワイトゴールド張り:White Gold Filled)

・SPM(ニッケルがメインの合金:Sun Platinum Metal)

・1M(メッキ:1Micron)

※1Mについて
例えば、K181Mという刻印であればK18のメッキが1ミクロン(0.001㎜)という意味です。

 

なにかメッキの物無いかな~と探してみたら、家に一つだけK181Mのものがありました👇

蝶々の形をしたネックレスなんですが、裏面にしっかりと「K181M」の刻印があります💡

このK181Mも含め、もし上に挙げた刻印がどれか一つでもあればそれはメッキの可能性が高いので買取不可となります💦

 

あとは、刻印がきちんと見えない、わかりづらいなどで判断できない場合は磁気に近づけてみるというのも一つの方法です。

 

磁気を利用する方法

 

プラチナ、金、シルバーは磁気には反応しません。

家にある磁石を一つ用意して近づけてみると、メッキの場合はすぐに磁石にくっつきますがそれが本当に貴金属であればくっつきません。

 

ただ、アルミや銅などであれば磁石に反応しませんし貴金属でもほんの少し磁気に反応するものも少ない確率であります💡

なので、磁石の反応を見るだけで100%判断することは出来ないんですが刻印と合わせて確認してみることで大体の判断は出来るかと思います。

 

先ほどの蝶々モチーフのメッキネックレスを使って、プラチナのネックレスと比較してみました👇

メッキのネックレスに磁石を近づけてみると…

すごい勢いで、一瞬でくっつきました。

 

同じようにプラチナのネックレスにも磁石を近づけてみます。

かなり近くに寄せても全然くっつきません。

ビクともしないですね。

 

K181Mの刻印×磁石に反応ということで、この蝶々のネックレスはどう考えても100%メッキ確定なのですが、それにも関わらず私はこれをうっかり宅配買取に出してしまったことがあります(笑)

 

もちろん買取不可のお返事を頂いたのですが、仮にメッキの貴金属のみ査定に出すと本来無料で返却してもらえるところが着払いになってしまうことがあるので気をつけましょう💦

 

そもそも刻印がない場合は宝石店で見てもらう

 

どこをどう確認しても、そもそも刻印がない場合もあると思います💡

それだと、一体何で出来ているのかは自分自身ではほとんど判断できません💧

 

そんな時はお近くの宝石店でプロに見てもらうと良いと思います(‘ω’)ノ

 

宝石店でも判断がつかないものの場合は、査定に出して見ると良いですがその際は宅配買取なら買取可能なアイテム(他の貴金属ならメッキでないもの、バッグや衣類など他のブランド品)も一緒に出すことをお勧めします。

 

もし、買取不可アイテムだけを故意に送ったと思われると返送の際の送料は着払いになることがあるからです。

貴金属の査定がきちんと行える買取店では、X線の機械を使った詳しい検査が出来るところが多いので、見た目ではわからなくても機械を使うことでハッキリしますよ。

 

もしメッキだった場合は?

 

もし最終的にメッキだとわかれば、ブランド買取では売ることは出来ないので近くのリサイクルショップにいくか、処分するしか方法がありません。

でも、リサイクルショップだと1g当たり0.2円とかでかなり安い金額になるので一点二点の持ち込みだと値段がつかないことが多いです。

 

沢山あってそれなりの重さになるものであれば良いですが、あまり数がない場合は処分する(不燃ごみに出す)か、とりあえず取って置いてそれなりの量が集まってから売るというのも良いでしょう💡

 

あとは、フリマに出してみるとデザインで売れなくても分解すればパーツとして使える(ハンドメイドアクセサリーなどに)というケースもあるので、出してみると良いかもしれません。

 

その場合は、送料分で赤字にならないように計算して売れたらラッキーですし、売れなかったらその時に処分しても良いかもしれませんね。

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